口唇裂3口唇裂の手術はきゅう太が4ヶ月になってからでした。あまりに小さい赤ちゃんには手術が出来ないそうです。 しかも、きゅう太は機能的には問題ない(ミルクも母乳も飲めている) から急ぐ必要はないってことでした。 入院は3週間ほどでした。 手術前に何日か入院して、体調不良がなければそのまま手術です。 このとき肝機能の数値が高いとかで、 麻酔科と小児科を受診した記憶があります。 肝機能の数値は経過観察ということでしたが この手術には影響ありませんでした。 4ヶ月になっていたきゅう太は丸々太って 未熟児だったのがうそのようでした。 人が見たらかわいいと思えない顔もしろちょこにしてみたら かわいいわが子になっていて。 しろちょこの精神的なものも、落ち着いてきていて きゅう太の写真も左からしか撮れなかった時からしてみたら うそのように普通にバンバン撮れるようになっていました。 いざ手術となった時 早く人に見せれる顔になって って思っていた自分がとっても馬鹿に思えてきました。 こんな小さなきゅう太に痛い思いさせて親の満足の為? という思いがこみ上げてきました。 でも、この痛い思いもつらい気持ちも分からないうちのほうが この子のためだからと思い直して小さなきゅう太を看護士さん にきゅう太を託しました。 手術室から出てきたきゅう太は手術したところがかなり腫れて泣きはらした 顔は真っ赤になっていました。 赤ちゃんだったから麻酔が切れるまで 経過観察されていたと記憶しているんだけど そのきゅう太を抱いた時涙があふれて何度も ごめんね ごめんね ってあやまっていました。 こんな顔に産んでごめんね。 こんな痛い思いさせてごめんねって。 |